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| 詳細説明 |
| ♪詳細情報♪ | 「ベルガマスク組曲」は,ドビュッシーのピアノ作品として,1890年頃に書き始められました。ドビュッシーの比較的初期の作品故,先人の影響を残してはいるものの,作品中に持ち込まれた文学的,絵画的な色彩感覚は,印象派音楽への歩みを踏み出しているといえるでしょう。 この木管7重奏の編曲は,さいたま市立浦和高校吹奏楽部の委嘱により,同曲から1楽章「プレリュード」と3楽章「月の光」との2楽章を編曲したもので,いずれも同校木管7重奏(Fl. 野口慧子,Ob. 橋本奈津美,Cl. 小玉かおり,A.Sax. 関根尚香,T.Sax. 丸美咲,B.Cl. 蓮見絵里,Str.Bass 栗原俊彦)によって初演されました。 この編曲は,フルート,オーボエ,クラリネット,アルト・サクソフォン,テナー・サクソフォン,バス・クラリネット,コントラバスの7人を想定して書かれていますが,オーボエのパートはクラリネットでも代替できるよう,Bb管用に移調したパート譜が同梱されています。 この編成ような,異種楽器の組み合わせによるアンサンブルにおいて注意すべき点のひとつにバランスが挙げられます。各声部をバランス良く響かせることによって,全体の響きも自ずと融和してくることでしょう。特にサクソフォンは,楽器の特性上,そのまま演奏してしまうと他の木管楽器の2〜3倍の音量が出てしまかねませんので十分な配慮が必要になります。 この曲の原曲はピアノ曲ですが,この編成で演奏するにあたっては,管楽合奏としての発想も必要になるでしょう。テンポに関しても,自然な空気(息)の流れが感じられる設定が望まれます。管楽アンサンブルならではの表現力を活かした,色彩感豊かな「ベルガマスク組曲」を創り上げていってください。 | ●作曲者プロフィール 黒川圭一(くろかわ けいいち) 1980年埼玉県生まれ。さいたま市在住。上尾市立大石中学校、旧・浦和市立高等学校(現・さいたま市立浦和高等学校)を経て、埼玉大学教養学部・東アジア文化コース卒業。中学入学と同時に吹奏楽部に入部し、中・高ではトランペットを、大学ではバス・クラリネットとアルト・クラリネットとを担当する。高校在学中から、野球応援の編曲などにも手を染め始め、以来、母校や所属バンドなどに多くのスコアを提供してきている。オリジナル作品では、行進曲「ファンタジスタ」が、2003年3月に催された第6回「響演」にて演奏された。 現在は、吹奏楽譜を中心に楽譜浄書・編集業に従事するほか、近隣の学校を中心に吹奏楽指導者としても活動している。(社)日本吹奏楽指導者協会会員、ヤマハミュージックスクウェア道玄坂Finale講座講師。
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